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 東京都の豊洲市場(江東区)をめぐる問題で、主な建物下で土壌汚染対策の盛り土の代わりに地下空間が造られた経緯を調べた都の自己検証報告書について、都が7日、誤りがあったことを認めた。小池百合子知事は「遺憾以外の何ものでもない」と述べ、報告書を作り直す考えを示した。

 「間違いだった。おわびを申し上げたい」。7日の都議会経済・港湾委員会で、大松成議員(公明)の質問に、岸本良一・都中央卸売市場長が謝罪した。

 都が誤りを認めたのは、先月30日に公表したばかりの都職員による自己検証報告書だ。それによると、汚染対策の工法を検討していた都の有識者会議「技術会議」で2008年12月25日、開場後に汚染が検出された際に、地下に限らず建物下で除去作業などをする空間(モニタリング空間)を確保する必要性を「技術会議が独自に提案した」としていた。

小池知事「遺憾」、報告書作り直しへ

 しかし実際には、この回の会合で空間の必要性を記した会議報告案を示したのは都職員で、議論もなかった。1回前の会合で都幹部が口頭で説明していたが、翌09年2月にまとまった会議報告書には盛り込まれなかった。「技術会議は空間の必要性を認めなかったのか」という大松都議の質問に、岸本氏は「ご指摘の通り」と認めた。検証報告書に誤った事実が書き込まれた理由を、都の幹部は「技術会議の他の回でも、空間について触れられた。会議全体を通して議論されたと考えたため」と答弁した。

 検証報告書では、08~13年…

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