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 視覚に障害がある60代の男性がホームドアのない東京都国分寺市内の駅ホームから転落する事故が9日、発生した。命に別条はなかったが、都内では8月にも視覚障害者が駅ホームから転落し、死亡する事故があった。

 JR東日本八王子支社によると、9日午前0時ごろ、国分寺市西恋ケ窪2丁目のJR中央線西国分寺駅の下りホームから、視覚に障害があり、白杖(はくじょう)を持った60代の男性が線路に転落し、鎖骨が折れるけがをした。ホームドアが設置されていない駅だった。非常ボタンが押され、駅員や居合わせた客ら4人で男性を救助。男性は駅員に対し、「普段使っている駅で、今日は酒を飲んだ帰りだった」と話したという。

 8月には東京メトロ銀座線青山一丁目駅で、視覚に障害があり、盲導犬を連れた男性(55)がホームから転落し、電車にはねられて死亡する事故があった。この駅にもホームドアはなかった。