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 朝鮮半島有事に備えた米韓合同軍事演習が10日、朝鮮半島海域で始まった。核実験や弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対し、米韓が協力して報復する強い意志を示し、作戦の遂行能力を高めることをねらう。この日は朝鮮労働党の創建記念日に当たり、北朝鮮の動向について米韓や日本が警戒を強めている。

 演習の名前は「不屈の意志」で15日まで。韓国軍によると、韓国側からイージス駆逐艦など40隻あまり、米側から米原子力空母ロナルド・レーガンなど7隻に加え、両軍の航空機などが参加する。韓国に侵入を試みる北朝鮮の特殊部隊や潜水艦に対する攻撃を想定した訓練なども行われる。

 また、韓国を訪問している米国のパワー国連大使は10日、韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外相と会談した。国連安全保障理事会で北朝鮮に対するより強力な制裁決議を出す必要性を改めて確認。尹外相は会談後、韓国政府としても新たな独自制裁を検討していることを明らかにした。

 これに対し、北朝鮮は米韓合同軍事演習や国連安保理の動きに反発している。朝鮮労働党の創建記念日に合わせて、核実験や長距離弾道ミサイルを発射する可能性も指摘されていたが、同日午後9時現在、特段の動きは明らかになっていない。(ソウル=東岡徹

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