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 川崎市の河川敷で昨年2月、中学1年の上村(うえむら)遼太さん(当時13)が殺害された事件で、傷害致死罪に問われた元職人の少年(19)の控訴審が11日、東京高裁で始まった。弁護側は「他の少年らと共謀しておらず、被告は一切暴行していない」として、改めて無罪を主張。検察側は控訴棄却を求め、結審した。判決は11月8日に言い渡される。

 被告は一審・横浜地裁で、懲役6年以上10年以下の不定期刑の判決を受けた。一審判決によると、被告は昨年2月20日未明、多摩川の河川敷で無職少年(20)=殺人罪などで懲役9年以上13年以下の不定期刑が確定=ら2人と共謀し、上村さんの首をカッターナイフで切りつけるなどして死亡させた。

 弁護側は控訴審で、「(カッターナイフを被告から受け取ったという)無職少年の供述は信用できない。一審判決には事実誤認がある」と述べた。