[PR]

 米大統領選の共和党候補トランプ氏の外交アドバイザーを務めるマイケル・フリン前米国防情報局長が11日、東京都内で民進党国会議員と会談した。出席者によると、フリン氏はトランプ政権になっても日米関係について「心配はいらない」などと語ったという。

 来日したフリン氏は、民進党の長島昭久元防衛副大臣らと会食。長島氏によると、在日米軍撤退をほのめかすトランプ氏が大統領になった場合でも、「(日米が)今まで築き上げてきたものをひっくり返すようなことにはならない」などと述べた。

 フリン氏は一時、トランプ氏の副大統領候補とも目された「トランプ陣営の外交政策の重要人物」(外務省幹部)。この日は自民党IT戦略特命委員会の非公開の会合に民間ソフトウェア会社の幹部と出席し、約30分間講演した。出席者によると、サイバーセキュリティーについて話し、同席者のソフトウェア会社が提供する人材育成システムの導入を勧めたという。

 講演前の記者団の問いかけに「国家の安全保障への脅威について話ができて光栄だ」などと話したが、大統領選やトランプ氏の政策に関する質問には答えなかった。数日間の日本滞在中に政府関係者とも会う予定という。(下司佳代子)