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 ラーメンチェーン「幸楽苑」の静岡清水インター店で提供されたラーメンに人の親指の一部が混入していた問題で、幸楽苑側が当初、静岡市保健所への申立書類に「ツメ混入」と書いて提出し、保健所から「指」と書き直すよう指導されていたことがわかった。保健所が取材に明らかにした。

 市保健所によると、客の届けを受けて異物を入手、確認したところ、長さ約7~8ミリ、幅約1センチ、厚さ約5ミリの爪のついた指先だったという。書類を提出した幸楽苑の担当者には「指ではないのか」などと指摘して書き直しを求め、担当者が応じたという。

 一方、幸楽苑本社の武田典久専務は朝日新聞の取材に対し「担当者からは混入したのは爪の一部であるとの報告を受け、そのように理解している」と回答。その上で、現物や写真については「直接見てはいない。お客さまに迷惑をかけたことは申し訳なく、再度確認する」と話している。