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 「国王を天国にお見送りします」。タイの首都バンコクでは終日、交差点の電光掲示板や街頭のテレビ画面に追悼の言葉が映し出された。市民が行き交う光景は黒い服を着ているほかは、普段とそれほど違いはなかった。

 だが、小売・飲食業界には、消費の冷え込みへの懸念が広がる。政府が、政府関係機関の1年間の服喪とともに国民に30日間の「娯楽自粛」を求めたためだ。

 平日に1千人以上を集める映画館は、休業を決め、払い戻し作業に追われた。百貨店は店内の音楽を止め、黒のドレスや靴を前面に並べて模様替え。13日まで国王の健康回復を祈るピンク色が売れ筋だったが、婦人服コーナーの店員(33)は「午前だけで黒のワンピースが100着以上出た」と話す。別の百貨店担当者は「黒いシャツやネクタイは売れているが一時的な需要。年末商戦のイベントや装飾をどうするか検討中だ」と楽観しない。

 日本人が多い歓楽街「タニヤ通…

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