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 福岡県の小川洋知事が18日、入院から8日ぶりに職務に復帰し、入院期間中は福岡を離れ東京都内の病院にいたことを明らかにした。県は小川知事の入院先を公表していなかった。

 小川知事によると、以前から痛めていた腰の状態を調べるため、都内の病院に10~17日に入院。10日の原子力防災訓練など5件の公務を副知事と交代した。精密検査の結果について知事は、「(今後の)公務に影響はない」と説明した。

 県は7日に小川知事が入院することを取材に明らかにした際、入院先や入院期間を公表しなかった。県幹部によると、知事は東京で入院することを副知事ら一部の幹部には伝えていたが、病院名までは知らされていなかったという。

 県議会最大会派の自民県議からは「熊本地震の後に危機管理を強調していた人が、県職員が所在を把握できないまま地元不在で東京にいたことは、危機管理上ゆゆしき事態だ」と問題視する声が出ている。

 知事は職務復帰した18日、記者団に入院中の危機管理について「携帯やメールでやりとりしていた。何かことがあれば最善の決定をし、対応しようと思っていた」と説明した。