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 島根県出雲市の県立宍道湖自然館ゴビウスが、甲羅の長さ(甲長)39・3センチ、重さ6・7キロのスッポンを「日本最大級」と称して公開している。神戸の水族館が過去、日本最大級として展示した39・6センチ、7・1キロに迫ることが根拠という。

 寄贈したのは出雲市の岡正志さん(64)。8日に松江市の朝酌川でコイ釣りをしていた親戚が、スッポンの足に針が引っ掛かる形で釣り上げた。好物なので譲ってもらったものの、知り合いの調理師に「大きすぎる。とても硬くて食べられるものじゃない」とさばくのを断られたという。野生のスッポンは甲長20センチほどとされ、2倍の大物だ。

 ゴビウスと神戸市立須磨海浜水族園は巨大スッポンの大きさで競い合ってきた歴史がある。2010年に水族園が34・1センチ、4・4キロを展示するとゴビウスが約4センチ上回る38センチ、7キロを公開。翌年、水族園がわずかに大きい38・5センチ、7・3キロで抜き返した。13年には「日本最大級」を展示した。

 水族園の記録には届かなかったが、ゴビウス飼育展示係の浅津紳司さん(26)は「こんな大きな体でも生きられる自然があるという証拠。拾った命なので長生きさせたい」と話す。

 水槽での展示は24日までで以降は館内の池に移す。入館料は大人500円、小中高校生200円。問い合わせは同館(0853・63・7100)まで。(今林弘)