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 今夏の参院選で無届けの文書を有権者に配って投票を呼びかけたとして、公職選挙法違反(法定外文書頒布)の罪で罰金30万円などの略式命令を受けた田中直紀・元防衛相(76)が、19日の期限までに不服の申し立てをせず、公民権が停止されたことが、新潟地裁への取材でわかった。停止期間は20日から5年間。

 参院選で田中氏は、民進党公認候補として比例区に立候補したが、落選した。捜査関係者によると、田中氏ら3人は、中央選挙管理会に届けていない文書を複数の有権者に郵送した疑いがあるとして、9月に長岡区検(新潟県長岡市)に書類送検された。その後、長岡簡裁に略式起訴され、田中氏は同月30日付で罰金30万円と公民権停止5年の略式命令を受けていた。