朝日新聞所蔵の10万枚以上の皇室写真からえりすぐりを紹介する「皇室写真館」は、天皇陛下が前立腺がんの摘出手術を受けた2003年前半を特集します。

 天皇陛下は1月16日、東京都文京区の東京大学医学部付属病院に入院しました。陛下が車で病院に向かう場面では、取材する宮内庁担当記者の緊張した表情がうかがえます。

 陛下が入院中、皇太子さまが国事行為の臨時代行を担いました。国会開会式では初めて「おことば」を代読しました。皇居・坂下門前には記帳所が設けられ、心配する人たちが多く詰めかけました。外国人観光客の姿もありました。

 退院後には再び多忙な日々が続きます。新潟県訪問中、夢中でカメラを構える女性に対し、陛下がわざわざ立ち止まり、撮影しやすいようにレンズを見つめる場面も。優しいお人柄がうかがえる一枚です。

 「ふっくらほっぺ」と題された写真は、皇太子さまが幼き愛子さまを撮影した作品。雅子さまが愛子さまにほおを寄せる、ほほえましい写真です。これは宮内庁職員組合美術展に出展されました。

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