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 イラク政府軍が奪還作戦を続けている過激派組織「イスラム国」(IS)の最大拠点・イラク北部モスルの近郊で、硫黄を扱う工場から有毒ガスが発生していることが22日明らかになった。ロイター通信によると、IS戦闘員が工場に放火。1千人近くが呼吸器の異常を訴え、病院で治療を受けているという。

 現地の写真によると、工場は燃え続け、有毒ガスとみられる白い煙がもくもくと一面に広がっている。AFP通信は、民間人2人が死亡し、近くの基地にいる米軍部隊もガスマスクの着用を余儀なくされていると伝えた。

 一方、モスルから約170キロ離れた北部キルクークの政府施設などがISによって攻撃を受け、AFP通信によると、治安部隊を中心に少なくとも80人が死亡した。