【動画】肥後弁バリバリのゆるキャラ「きくちくん」=小原智恵、池上桃子撮影
[PR]

 緑の頭に青い顔、干からびたような目を見開き、白黒まだらの足でノシノシ歩く――。熊本県菊池市の非公認ゆるキャラ「きくちくん」は子どもが泣き出すほど不気味だ。なのに最近は引っ張りだこ。その秘密は毒舌の裏にのぞく地元愛や名言にあるようだ。11日で誕生から1年を迎えた。

 「きくちくんは非公認。認められていないんだもんね」。10月、イベントで共演した地元タレントにそう言われると、「なんね。その言い方がネガティブたい。おれはよかって。公認になったらたい、よかことしか言えんばい」とテンポよく切り返し、県公認で大人気のくまモンを「あいつは自分でしゃべりきらんとぞ」とこき下ろす。会場は笑いに包まれた。初挑戦した今年の「ゆるキャラグランプリ2016」では計1421体中272位に終わったが「くまモンば倒す!」と公言してはばからない。

 誕生は昨年11月11日。本人いわく「菊池のことが好きすぎて、朝起きたらこの姿になっていた」。頭は地元名産のメロン、顔の青さは観光名所の菊池渓谷、眉毛は温泉。美しさやバランスを度外視した感はあるが、体のすべてが「菊池のいいところ」を表しているという。

 勝手に菊池をPRしてきた。初めの仕事は市内の小学校での読み聞かせ。オリジナル桃太郎を読み上げたが、児童はおびえ、以後、小学校からの仕事は入らなくなった。「きくちくんと生電話」を企画してツイッター上で呼びかけても反応はなかった。

 それでもめげずに活動を続け、自らを描いた塗り絵や缶バッジといったグッズを自腹で作ってイベントで売り、ツイッターやフェイスブックではまめに投稿や返信を続けてきた。

 地元のテレビ番組に取り上げられ、知名度が上がりはじめたころ、熊本地震が起きた。

 地震後に、こんなつぶやきがあ…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら

関連ニュース