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 かつて身近な存在だったマッチは、ライターの普及もあって姿を消しつつある。家庭用マッチの最大手は来年3月に生産をやめて、淡路島の工場を閉める予定だ。国内に残る大手メーカーは3社だけになる。東日本大震災をきっかけに防災用品として再評価されているだけに、各社とも「国産の灯(ともしび)」を保とうとしている。

来春、最大手が撤退

 「カシャーン、カシャーン」。家庭用最大手の兼松サステック(旧兼松日産農林)の淡路工場(兵庫県淡路市)には毎日、リズミカルな機械音が響く。従業員17人が、マッチ箱の材料の厚紙を機械にセットしたり、不良品がないかチェックしたりする。

 工場ができたのは100年以上前の1905年。箱に桃や象、ツバメなどの絵をあしらったマッチを全国のスーパーや100円ショップに出荷してきた。家庭用ではシェア4割で国内首位だ。

 1日の生産量は約400万本と、戦後のピークだった70年代の7分の1程度にとどまる。70年代後半から使い捨てライターなどが普及したためだ。ここ20年は兼松のマッチ事業はほぼ赤字。国内に10工場以上あったが、40年前から淡路だけとなっていた。

 その工場も来年3月末に閉鎖す…

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