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 今月16日の新潟県知事選で、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な姿勢を示して初当選した米山隆一氏(49)が25日、知事に就任して県庁に初登庁した。就任記者会見の冒頭、「大きな争点になった原発再稼働問題については、お約束させていただいた通り、まずは徹底的な検証を(有識者組織の)県技術委員会で進める。県民の命と暮らしが守られない現状においては、再稼働は認められない」と述べた。

 この日は午前9時半ごろに県庁に到着し、職員や県民ら約500人の拍手で迎えられた。

 米山氏は医師、弁護士。民進党を離党し、共産、社民、自由の推薦を受けて当選した。選挙期間中は、再稼働に慎重姿勢だった泉田裕彦・前知事の「路線継承」を掲げた。「原発事故の徹底的な検証がなされない限り、再稼働の議論は始められない」と訴え、自民、公明が推薦した候補を約6万3千票差で破った。

 県議会は自民、公明の両会派で53議席中計36議席を占めており、新知事のかじ取りが注目される。