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 大学入試センター試験に代わり、2020年度に始まる新共通テストへの記述式問題の導入について、全国の大学の約6割が実現は厳しいと考えていることが、朝日新聞と河合塾の共同調査「ひらく日本の大学」で明らかになった。記述式は思考力や表現力を評価するための新テストの目玉だが、採点の体制が取れるかや事務の負担増などへの懸念が浮き彫りになった。

 新テスト「大学入学希望者学力評価テスト」(仮称)については昨年も調査した。昨年は「積極的に利用したい」は26%で、今回も30%にとどまった。また、記述式の導入について、今回の調査で実現は厳しいという声が多かった結果と合わせると、新テストに対する大学側の戸惑いは収まっていないようだ。

 今回の調査は今年6~8月、全国の国公私立大746校を対象に行い、88%の654校が回答した。

 記述式導入の実現の可能性をどのように考えるか、「高い」「可能」「厳しい」「かなり厳しい」の4段階で質問したところ、「厳しい」「かなり厳しい」は計58%。「高い」「可能」を合わせた37%を上回った。

 一方で、記述式の必要性については「大いに必要」「必要」が計59%、「あまり必要ではない」「まったく必要ではない」は計36%だった。多くの大学が記述式の意義を認める一方、機械的に採点できるマークシート式ではない記述式の採点実務の負担などから、実現を疑問視する実情が浮かんだ。

 現行のセンター試験は入試のある全国公立大学と私立大学の大半が利用し、約50万人が受験しているが、課題を残したまま記述式が導入されると、利用大学が減る可能性もある。

 仮に記述式が導入された場合、…

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