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 出光興産の創業者、出光佐三氏(1885~1981)が集めた絵画や陶磁器などの美術品を、創業の地の北九州市門司区で展示する出光美術館(門司)が建て替えられ、28日にリニューアルオープンする。内覧会が27日にあった。

 鉄筋コンクリート造り3階建てで、展示スペースは約560平方メートル。門司港に近いため高潮被害に備え、美術品は2、3階に展示する。外気の影響を受けない展示ケースを導入し、24時間空調を利かせるなどして、展示品の劣化を防ぐ。門司港レトロ地区に調和するよう、外壁には赤レンガ調のタイルを配した。

 美術館は2000年に開館。昭和初期の倉庫を美術館に改装したが、湿気や気温の影響を受けやすく、絵画や漆器の展示は時期が限られていた。老朽化も進み、昨年4月から建て替えていた。

 リニューアルオープンを記念し、出光コレクションの中から特に優れた陶磁器約80点を紹介する「日本のやきもの」を12月18日まで展示する。開館は午前10時~午後5時。月曜休館。入館料は大人700円、高校・大学生500円、中学生以下無料。問い合わせは美術館(093・332・0251)へ。(山根久美子)

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