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 東京電力は1日、福島第一原発の原子炉を冷却する水から塩分を取り除く淡水化装置で、汚染水が約3トン漏れたと発表した。漏れた汚染水は装置を囲う堰(せき)内にとどまっているという。ベータ線を出す放射性物質の濃度は1リットルあたり4万5千ベクレルだった。装置で処理した後にタンクからあふれたとみられる。

 水漏れを示す警報が1日午前6時35分ごろに鳴り、東電社員が確認したところ、装置付近に長さ30メートル、幅10メートルにわたって汚染水が漏れていた。約20分後に装置を止め、汚染水は現在は漏れていないという。

 汚染水は淡水化装置に運ばれる前に、高濃度汚染の原因となる放射性セシウムなどの大部分が取り除かれているという。

 東電は当初、漏れた量を4・5トンと発表したが、その後、3トンに修正した。