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 大阪府河内長野市の砂防指定地区にある宗教法人の所有地に、無許可で運び込まれた大量の土砂が崩れ、近くの1級河川・石川に流れ込んでいる。府から土砂の撤去を求められた大阪市内の建設業者が所在不明となり、府警が府砂防指定地管理条例違反などの疑いで捜査している。

 府富田林土木事務所によると、宗教法人の所有地への土砂の搬入を把握したのは7月下旬。ダンプカーで土砂を運び込んでいた建設業者と宗教法人に対し、砂防指定地区には無許可で搬入できないと説明した。その後、搬入された土砂の一部が崩れ、3千立方メートル以上が近くの石川に流入。府は9月29日、業者と宗教法人に同条例に基づいて搬入をやめるよう勧告し、撤去を指示した。業者は土砂の撤去作業を始めたが、10月24日から所在不明になり、作業が中断。府は宗教法人に対し、引き続き土砂の撤去を求めていくという。

 府警は、知事の許可なく砂防指定地の地形を変更した同条例違反などの疑いがあるとみて捜査している。