山下奈緒子
一見、どこにでもある折りたたんだ段ボール。広げると……。新聞をもっと楽に読めるようにと、河内長野市の元小学校長が作った新聞閲覧台だ。
「折りたためるので場所もとらないし、持ち運びも便利。今までより楽に読めます」と話す河内長野市の熱川英明さん(66)。9月に特許庁から意匠登録が認められたという自信作だ。
毎日、新聞を1時間以上かけて読むが、「両手で新聞を広げて持つと手がだるくなるし、机に置いて下を向くと首がつらくなる……」。定年退職後も非常勤講師として働く熱川さんだが、比較的時間に余裕ができたため、もっとじっくり読める方法はないかと知恵を絞ったという。
ヒントになったのは図書館や市…
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