伊藤繭莉、鈴木峻
13日にあった福岡マラソンで福岡市の会社員、佐藤健太さん(35)、紀子さん(36)夫妻はギネス世界記録奪還をめざして走った。
ねらったのは「同じフルマラソンのレースで走った夫婦の合計タイム世界最速」。2014年2月の東京マラソンに2人で出場し、健太さんが2時間39分14秒、紀子さんが2時間49分9秒で完走。合計の5時間28分23秒が世界最速と認定された。だが、15年10月、ランニング仲間の友人夫婦が5時間27分8秒を出し、塗り替えられた。
この日、紀子さんは数日前に健太さんからサプライズで贈られた白地に金色のラインの入ったシューズを履いた。「金メダルを」という願いが込められた。
レース中盤の折り返し地点では、先を行く健太さんが後から来る紀子さんに「いいペース!」と声をかけ、紀子さんは笑顔で「ファイト!」と応えた。互いの声援を力にして、健太さんは2時間42分50秒で男子18位でゴール。紀子さんは2時間51分31秒で女子1位。夫婦の合計は5時間34分21秒でギネス記録に7分13秒及ばなかったが、健太さんは笑顔で出迎えた。
2人の出会いはランニングを通…
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