のんさん「戦争ダメ、しっかり感じた」アニメ映画で声優

有料記事あの人が語った戦争

松崎敏朗
【動画】映画「この世界の片隅に」 主人公・すずを演じる女優のんさんと予告編=東京テアトル提供
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 戦時の広島を舞台にしたアニメーション映画この世界の片隅に」(片渕須直監督)が12日から全国で公開される。主役の声優を務めた俳優・のんさん(23)は「日常と戦争は隣り合わせ。しっかりとくっきりとした形で戦争はダメだと感じました」と語る。

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この記事は映画公開直前のインタビューです。有料会員の方は、のんさんが広島を訪れた際の動画がもう1本ご覧になれます。

 原作は、こうの史代さんの同名の漫画。「第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」を受賞した。

 「日常生活や登場人物の人となりをリアルに描きたい」と考えたという片渕監督は映画で、当時の広島市広島県呉市を再現した。原爆が投下される前の広島のまちを表現するため膨大な写真や文献を調べ、住民にも聞き取りを続けて6年を費やした。

 作品は戦時下の人々が過ごし…

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