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 盗撮した疑いがあるとして千葉県警浦安署に任意で事情を聴かれていた30代の男が、警察官が居眠りをした隙に取調室から逃げて自殺をはかり、大けがをしていたことが5日、県警への取材でわかった。県警は「問題点を究明し、再発防止に向けて指導を徹底する」としている。

 県警によると、男は10月22日午後2時10分ごろ、千葉県浦安市のレジャー施設で20代の女性のスカートの中をカメラで撮影したとして通報され、駆けつけた警察官から浦安署に任意同行された。取り調べを受け、県迷惑防止条例違反(盗撮)容疑の逮捕状が届くのを待っていたところ、同日午後11時20分ごろ、1人で監視していた40代の男性署員が居眠り。男は取調室を出て、屋外の階段から逃げた。直後に近くの中学校の3階建ての校舎の屋上から飛び降り、倒れている状態で見つかった。腰の骨が折れる重傷で現在は入院中という。

 男は中学校への侵入時にガラスを割った疑いがあり、県警は建造物侵入と器物損壊の疑いでも男を調べる。男は「自殺しようと思った」と説明。署員は「うとうとしてしまった」と話しているという。