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季節の搾りたてオリーブオイル@パレスチナ

 食欲の秋。パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ではオリーブの収穫が最盛期だ。10月下旬、搾りたての新鮮なオリーブオイルを味わおうとアポなしの「突撃取材」に出かけた。

 訪れたのは、良質なオリーブオイルの産地で知られるパレスチナ自治区ラマラ郊外のシルワド村。パレスチナ人のベテラン取材助手アタ・ケーマリさん(60)の勧めで取材の約束はとらず、道ばたのオリーブ畑に飛び込んだ。大丈夫かなあ。

 「やあ、こんにちは。オリーブ摘みを手伝わせてもらえませんか?」「どうぞ、どうぞ」。アタさんがいつものとびきりの笑顔でお願いすると、家族7人でオリーブを摘んでいたサビット・ソボさん(53)が快く受け入れてくれた。

拡大する写真・図版パレスチナ自治区ヨルダン川西岸シルワド村の畑で、旬のオリーブを摘むサビット・ソボさん

 記者も初めて挑戦した。オリーブの木の緑の葉の中に、黒や緑の実があちこちに見える。高さ3メートルほどの木に、私の身長より高い2メートルほどのハシゴを立てかけて、実に手を伸ばして摘み、地面に敷いた布の上に落としていく。澄んだ青空に爽やかな風が心地よい。

拡大する写真・図版パレスチナ人の家族と一緒にオリーブを摘む記者(中央)=アタ・ケーマリさん撮影

 ハシゴに登らなくても、オリーブを摘める「秘密兵器」もあった。長さ1メートルほどの棒の先についたツメにオリーブを引っかけて落とす。これは便利だ。1時間ほど、夢中になって摘み続ける。汗が噴き出る。なかなかの重労働だ。

 すると、いいにおいがしてきた…

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