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 栃木県に住む農業、小野崎猛(おのざきたけし)さん(63)が体の異変に気づいたのは1990年、37歳のときだった。体がひどく疲れ、吐き気がした。農作業にも支障があった。

 病院に行くと、最初は「脂肪肝」と言われた。症状が改善しないので別の病院に行き、最終的に「C型肝炎」と診断された。当時はC型肝炎を調べる検査薬が導入されたばかりだった。小野崎さんにとって、よくわからない病気だった。

 医師から「C型肝炎ウイルスに感染しておきる病気です」と説明された。血液を通して感染すると聞いたが、輸血や手術の経験はない。「なぜ感染したのだろう」。全く察しがつかなかった。

 そのころ2人目の子どもが生ま…

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