いよいよ米大統領選が開票される。勝敗のカギを握るのは、全米50州のうち、フロリダ州などの接戦州の行方だ。民主党候補のクリントン氏(69)、共和党候補トランプ氏(70)が勝つには、どの州を取らなければならないのか。米サイトの直前の調査をもとに読み解く。
大統領選は、得票総数で争うのではなく、州ごとに割り当てられた計538人の選挙人を勝者総取り方式(2州をのぞく)で積み上げ、過半数の270人以上を取れば勝利となる。このため、州ごとの勝敗が、結果を大きく左右する。
選挙分析に定評のあるサイト「ファイブ・サーティー・エイト」(日本時間8日午後5時現在)によると、クリントン氏は東部や西海岸など18州と首都ワシントンで勝つ確率が80%以上。選挙人数にすると223人にまで積み上がっている。
一方、トランプ氏が勝つ確率が80%以上なのは南部など20州で、選挙人数の160人を固めたといえる。
焦点は、勝率が80%以下でひっくり返るかも知れない計14(総取り方式でないメーン、ネブラスカ2州を含む)の接戦州に絞られる。選挙人数にすると155人をめぐる攻防だ。
ファイブ・サーティー・エイト…
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朝日新聞国際報道部