名古屋市立大病院は8日、2年前の肺がん手術中に50代女性患者の血管を傷つける医療ミスがあり、女性が死亡したと発表した。遺族に3500万円を支払うことなどで和解が成立したという。
名市大病院などによると、ミスがあったのは、2014年6月、名古屋市内の女性患者に対する胸腔(きょうくう)鏡を使った肺がん手術。呼吸器外科の医師が心臓近くの大静脈からリンパ節と脂肪組織をはがす時に、誤って大静脈を傷つけて出血させた。止血するため、開胸手術に切り替えたが、出血が大量で損傷部位を特定するまでに時間がかかるなど対応が不十分だったという。
女性は手術翌日に出血性ショックによる多臓器不全で死亡した。
病院側は事故後、日本医療安全…
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朝日新聞社会部