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絵本作家・山口マオさん

 3歳くらいから、家に遊びに来た祖母を座らせては、肖像画家気どりで似顔絵を鉛筆で描くのが恒例でした。

 絵に限らず一つのことを長く続けるのは、大変ですよね。思うようにできなかったり伸び悩んだり。ぼくが描き続けてこられたのは、「絵が好きなんだね」「じょうずだね」といつも母がほめて育ててくれたから。子どもは怒鳴られたりたたかれたりではなかなか育ちませんよね。

 絵が好きなのは母ゆずりです。母は病弱で小学校卒業後は長く自宅療養していて、好きなタカラヅカの女優さんの絵を描いて過ごしたそうです。苦学した経験があり、定時制高校の教師をしていた堅物の父も理解があり、絵の道に進むことを応援してくれました。

 住み込みの子守のおばあさんを含む9人家族の大所帯で、5人きょうだいの末っ子。だから全体の中での人間関係や状況を観察することが身につき、イラストレーターとして役立ちました。依頼主の意向をくみ、文を読み解き、絵との兼ね合いや自分の立ち位置をより深く考えるようになったんじゃないかと思います。

 例えば政治的な要素や社会への…

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