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 イラク北部のモスル近郊で、クルド人が自治するクルディスタン地域政府(KRG)に拘束された後、解放されたフリージャーナリストの常岡浩介さん(47)が8日、帰国した。成田空港で報道陣に対し「解放まで時間がかかったことに不安を覚えた」と話した。

 ドバイ発のエミレーツ航空機で成田に到着し、「(無事解放され)ほっとしました。ご心配をかけ、申し訳ありません」と語った。常岡さんによると、拘束は12日間に及び、独房の床で寝起きした。尋問は2日目からは和やかな雰囲気になり、「危害を加えられるとは思わなかった」という。

 常岡さんは「10月27日、現地の視察に訪れたイラク大統領の記者会見に出席しようとした際、過激派組織『イスラム国』(IS)のキーホルダーを持っていたため関連を疑われて拘束された」と話した。ISが支配するイラク第2の都市モスルの奪回作戦を、KRGの支配地域側から取材していた。