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 全国の消費生活センターなどに寄せられた相談内容の内訳で、アダルトサイトに関するものが、2015年度まで5年連続で最も多かったことが国民生活センターのまとめで分かった。

 アダルトサイトにアクセスする意図がなくても、サイトへ誘導されるケースもあり、国民生活センターは「サイト内のボタンを安易にクリック・タップせず、『退会・解約』などの案内が表示されても業者に連絡しないで」と呼びかけている。

 国民生活センターによると、商品・役務別の内訳では、09、10年度はサラ金・フリーローンに関する相談がもっとも多かったが、11年度以降はアダルトサイトが1位。15年度は全相談件数約92万6千件の1割を超える9万5549件にのぼり、男性は全ての年代で、女性でも40歳代までの各年代でアダルトサイトに関する相談が最多だった。

 今年7月に受けた相談では、新潟県の40代の男性がスマートフォンでアダルトサイトの広告をタップしたところ、シャッター音が鳴って「登録完了。誤作動の場合は取り消すので電話を」と表示された。電話すると、「自分でタップしたのだから誤作動ではない」と言われ、請求された15万円を支払ったという。

 国民生活センターによると、サイトにアクセスしただけでは個人情報が特定されることは少なく、不安になった消費者が業者に連絡し、電話番号などの個人情報を聞き出されるケースが目立つという。