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 11日午前5時40分ごろ、福岡県筑紫野市内のJR鹿児島線で停電が発生し、架線が切れているのが見つかった。午前8時ごろには佐賀県内のJR長崎線肥前山口駅で架線の部品が損傷しているのが確認された。この影響により、JR九州は鹿児島線の門司港―鳥栖、長崎線の鳥栖―諫早などで運転を見合わせた。

 鹿児島線は午後3時ごろの復旧を見込んでいる。長崎線の架線の損傷は午前10時50分ごろに復旧が完了。架線の点検が終わった肥前山口―諫早で午後0時20分に運転を再開し、鳥栖―肥前山口で点検を続けている。

 また、JR九州によると、パンタグラフが損傷した列車が、北九州市の鹿児島線陣原(じんのはる)駅▽佐賀県江北町の肥前山口駅▽福岡県筑紫野市の原田駅の3駅で見つかった。同社は架線事故との関連を調べている。

 一連の事故により、JR九州管内では鹿児島線と長崎線とつながる佐世保線、日豊線、久大線でも運休や遅れが発生。影響は福岡、佐賀、長崎、大分に広がり、各駅で混乱が起こっている。