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 中村吉右衛門主演の「鬼平犯科帳」(フジテレビ系)が、12月のスペシャル番組で28年の歴史に幕を下ろす。民放の地上波では、本格時代劇の「最後の砦(とりで)」とされた鬼平の終了で、テレビ時代劇はどこに向かうのか。

 「長谷川平蔵である」。京都・太秦の松竹撮影所。張り詰めた空気の中、吉右衛門の低い声がセットに響いた。

 12月2、3日に放送される「鬼平犯科帳 THE FINAL」の一場面。平蔵の役宅で、はたごのおかみ役の若村麻由美と向かい合う場面を、照明やセットを替えながら撮影していく。デジタル化で一度に複数のカメラを使う撮影も増える中、時間をかけて1台のフィルムカメラを回す、昔ながらの方法だ。能村庸一プロデューサーは「脚本、美術、殺陣、料理に至るまで、正統派の時代劇を作るためにできる限りの努力をしてきた」と話す。

 鬼平犯科帳は、火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)の長谷川平蔵が、配下の武士や密偵を従えて個性豊かな盗賊たちと渡り合う物語。1969年に吉右衛門の実父・八代目松本幸四郎(初代松本白鸚)でドラマ化され、以降丹波哲郎、萬屋錦之介が演じ、吉右衛門で4代目だ。

 吉右衛門版は89年にスタート…

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