【動画】希少な生き物たちをひかないよう、車は時速10キロ以下で=外尾誠撮影
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 曲がりくねった峠道を、1台の車が勢いよく下っていった。10月末、奄美大島中部の三太郎峠。その速度を測ろうと、自然写真家の常田守さん(63)は車で後を追ったが、すぐに諦めた。「速すぎて怖い。(生き物を)ひいちゃう」。そう言った直後にブレーキを踏み、指をさした先の路上で、県天然記念物アマミハナサキガエルが死にかけていた。車にひかれたとみられる傷があり、数分後に動かなくなった。

 この峠道は世界自然遺産候補地の森に近く、夜の生き物を観察するナイトツアーの名所。以前は一部の自然愛好家やガイドが訪れる程度だったが、遺産登録への動きが進むにつれて知名度が上がり、特に有名なアマミノクロウサギを目当てに訪れる人が増えている。

 そこで懸念されるのが、車にひかれて死ぬ「ロードキル」だ。環境省によると、同島と徳之島で2000~15年に輪禍により死んだクロウサギは計160匹で、把握できた死因の第1位。あまり知られていないが、ケナガネズミやアマミヤマシギといった希少種に加え、カエルやヘビなども被害に遭っている。

 対策として同省は毎秋、事故防…

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