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 差別を扇動する「ヘイトスピーチ」への抗議を続ける川崎市川崎区の在日コリアン3世、崔江以子(チェカンイジャ)さん(43)が自身や長男(14)を標的にしたインターネット上での差別的な書き込みの削除を要請していた問題で、ツイッター上での長男に対する書き込み4件が削除されたことが11日、わかった。代理人の師岡康子弁護士が確認した。

 崔さんは、自身や長男の人権を侵害されたとして横浜地方法務局に救済を申し立て、10月6日に法務局が長男を標的にした4件を削除するようツイッター社に要請していた。

 崔さんは朝日新聞の取材に「諦めないでよかった。ネットは相手が見えない。企業の良識ある判断を期待している」と話した。

 法務局は崔さん母子への差別的な書き込みの削除をグーグル社などにも要請しているが、師岡弁護士によると、ツイッターも含めて一部はまだ削除されていないという。

 師岡弁護士は「ヘイトスピーチ対策法ができて法務局が動いたのは意義がある。被害者の負担は大変で、残りも自主的に削除して欲しい」と述べた。(北崎礼子)