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 菅義偉官房長官は12日、古民家を活用して地域再生に取り組んでいる兵庫県篠山市を視察し、古民家などを生かした地域作りを政府が積極的に支援していく考えを明らかにした。地域に眠る観光資源を活用して、街おこしにつなげ、地方の雇用や訪日外国人の誘客につなげる狙いがある。

 菅氏はこの日、築150年以上の古民家を宿泊施設やレストランに利用し、「限界集落」から再生した「集落丸山」などを視察した。視察後、菅氏は記者団に「政府として方向性を作っていきたい」と表明。古民家などを使った地域再生の全国展開に向け、立ち上げ時の資金支援などに取り組む考えを示した。

 政府は菅氏を議長とする専門チームで、歴史的資源を観光に生かし、地域の再生や訪日外国人の観光に結びつける方策を検討しており、必要な規制緩和策などを来春にまとめる予定だ。(岩尾真宏)