拡大する写真・図版 幸島のサルたち。行動を記録しているのは観察所の鈴村さん=2015年12月21日、宮崎県串間市

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 イモ洗い行動で知られるニホンザルの生息地・宮崎県串間市の幸島(こうじま)で、4年ぶりにボスザルが誕生した。12歳のケイ。出身は別の群れで、ナンバー3の座から一気に9代目ボスになったちょっと異例の存在だ。背景には、サルの恋愛事情もあるとみられている。

 幸島には約100匹のニホンザルが生息する。大きい群れの「主群」が約50匹、周辺の「マキ群」が約25匹、それに群れに属さないオスが約25匹いる。ケイはマキ群出身だが、6~7歳で群れを離れ、単独で行動していた。

 京大野生動物研究センター幸島観察所によると、異変があったのは昨年10月ごろ。ケイが出身母体とは違う主群に近づき始め、その後、ナンバー2のシカ(8歳)の姉でメスザルトップのシデと恋仲になった。

 ケイは主群に受け入れられ、最下位のメンバーとして群の周辺部にいたが、周りのサルに何度も体当たりするなど、徐々に持ち前の腕っ節の強さを発揮。群れの中での順位を上げ、ナンバー3までのしあがった。

 5~6月ごろ、ケイは勝負に出…

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