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 公開中の人気アニメ映画「君の名は。」をネット上で違法に公開したとして、岐阜県警は24日、那覇市の無職の男(36)を著作権法違反(公衆送信権の侵害)の疑いで書類送検し、発表した。容疑を認めているという。県警によると、同作品をめぐる同種事案の立件は全国で2例目。

 発表によると、男は10月20日ごろ、自宅のパソコンでファイル共有ソフトを使い、不特定多数の人が「君の名は。」を閲覧できるようにして著作権を侵害した疑いがある。違法動画は、中国語と英語の字幕が併記されていた。

 配給元の東宝などによると、同作品は11月21日現在で興行収入約189億円で、国内歴代7位のヒット作。同県飛驒市の風景がモデルとして登場し、ファンが作中の舞台を訪れる「聖地巡礼」も盛んだ。県警幹部は「『聖地』の地元として絶対に放っておけなかった」と話している。

 東宝の広報担当者は「インターネット上における著作権侵害の歯止めになることを期待し、引き続き捜査に協力していく」とコメントした。