[PR]

 楽天が、ネットの個人間取引事業で国内首位をめざしている。運営するフリーマーケット「ラクマ」「フリル(9月に運営会社を買収)」を強化。両ブランドが実施している販売手数料の無料化などで浸透を図り、自社のネット通販の利用も増やしたい考えだ。

 24日のメディア向け事業説明会で明かした。ラクマ利用者の4分の1が楽天グループのサービスに新規登録している点に着目。自社のフリマが使われれば、ネット通販などの拡大にもつながるとみる。

 ネットの個人間取引市場は年1兆円を突破している。断トツの首位はヤフーが展開するオークション形式「ヤフオク!」の約9千億円。フリマ形式では1千億円台前半とされる「メルカリ」が最大手だ。

 一方、楽天が将来の統合を考えている両ブランドは、合計でメルカリの3分の1ほど。ファッションに強く10~20代に人気のフリル、子ども・趣味用品にも強く20~30代に人気のラクマという特徴があり、まずは個々に伸ばす。(福田直之)