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 フィギュアスケートのグランプリシリーズ最終第6戦のNHK杯は25日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで男女とペアのショートプログラム(SP)があり、男子は2連覇を狙う羽生結弦(ANA)が103・89点の今季世界最高得点をマークし、首位発進した。田中刑事(倉敷芸術科学大)は80・49点で3位、日野龍樹(中京大)は72・50点で9位だった。

 羽生は衣装を前戦のスケートカナダまでの白を基調としたものから、薄紫色に変更。今年急逝したロック歌手・プリンスの曲に乗り、冒頭の4回転ループでステップアウトしたが、4回転サルコー―3回転トーループを着氷して立て直した。最後の得意のトリプルアクセル(3回転半)も降りた。ステップ、スピンは最高のレベル4を並べた。記者会見で「とても楽しくSPを終えることができた。明日や次の試合につながる」と語った。

 田中は冒頭の4回転サルコーの着氷は乱れたが、続くジャンプで立て直し、自己最高を更新。「ステップは自分の中で感情を込めることができた」と振り返った。日野は「大きなミスがなくてホッとした。滑り終わったら、肩の荷が下りた」と語った。

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 〈男子SP3位の田中〉 「ジャンプは失敗したけど、ステップは自分の中で感情と表現力を込められた。フリーでは今日以上のものを見せられるようにしたい」

 〈男子SP9位の日野〉 初出場。「2回くらいひやっとしたけど、大きなミスにつながらなくてほっとした」