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 料亭よりも、ホテルがお好み――。閣僚など「大物政治家」について、同僚の国会議員や支援者らとの会合で使う「行きつけの店」を、総務省が25日に公表した政治資金収支報告書などをもとに分析したところ、そんな傾向が浮かんだ。「夜の政治」の舞台も、時代によって移り変わっている。

 政治家が代表を務める政治団体の政治資金収支報告書には、「交際費」や「会議費」などの項目で会合の日付や金額、支払先の店名が記されている。朝日新聞は現職閣僚と各政党党首の28人の報告書について、2014年分と、25日までに公表された15年分を独自に集計。支出回数で「行きつけ」度合いをはかった。

 その結果、飲食を伴う会合への支出は計2506回。店舗別では4位までが東京都心のホテルで、都内のホテルが計444回と全体の約2割を占めていた。

 「光栄です。ホテル全体の総合力、職員の連係プレーでお迎えしています」。最多の138回の支出があったホテルオークラ東京(港区虎ノ門)の広報担当者は、そう喜ぶ。

 15年9月に本館の改装が始まり、現在は別館のみの営業だが、取り壊される前の本館には直営の飲食店8店と、バー3店があった。閣僚に限らず、要人の予約が入ると、事前に関係各所で情報共有をする。ホテルに4カ所ある出入り口から、それぞれ人目につかない最短ルートで個室にたどりつくよう案内することもある。重要な会合であれば給仕の入室回数を制限し、まとめて料理を運ぶ配慮などをしているという。

 ほかの上位のホテルを含め、飲食店は通路の奥まった場所にあるケースが多い。出入りが人目につきにくいことも、政治家に選ばれる理由のようだ。

 かつて「密談」の場所とされた…

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