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 社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」が1月7日、恒例の新春公演を大阪・梅田のサンケイホールブリーゼで開く。メンバーの福本ヒデと山本天心がそれぞれ安倍シンゾウ首相と菅ヨシヒデ官房長官に扮し、大阪市内で「記者会見」に応じた。

 ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞にふれ、「あのかたの言葉はポエム。魔力があります」と語ったシンゾウ首相。受賞後に連絡を絶ち、批判の声も上がるなか、約2週間後のコメントが「『言葉を失っていた』。いいですよね! これから我々政治家に不祥事があっても、みんなこの言葉が使えます」と笑わせた。

 米大統領選から東京都の豊洲市場問題まで、会見の場でも五月雨式に今年のニュースを皮肉った2人。風刺の力について、福本は「キャラクターのフィルターを通せば、普段言えないようなことも言える」。山本も「笑っちゃいけないようなことを笑っちゃえるスリリングな空間。公の電波に乗っからないものが楽しいんです」と話す。

 「ネタは精度よりも鮮度」「昨日あったニュースを今日やる」をモットーとしていて、世の中の変化に敏感だ。福本が「いまはちょっと変わってきましたよね」と水を向けると、山本は「10~15年前はネタがなければ政府を批判していればよかったが、いまは単に自民党をたたくだけじゃだめ。最終的には庶民の目線を大切にしています」。

 午後2時開演。S席5800円、ブリーゼシート4千円。問い合わせはブリーゼチケットセンター(06・6341・8888)へ。(山崎聡)