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 インフルエンザが全国的な流行期に入った。厚生労働省は25日、直近の1週間(11月14~20日)に全国約5千カ所の定点医療機関から報告された患者数が1カ所あたり1・38人に上り、全国的な流行開始を示す指標の「1人」を超えたと発表した。今季の流行開始は昨季より1カ月半ほど早く、過去5年間で最も早い。

 発表によると、報告された患者数は6843人。都道府県別では、1カ所当たりの患者数は沖縄が8・12人と最も多く、栃木5・50、福井3・50人、北海道2・92人と続き、全都道府県で前週の報告数より増加した。「注意報」レベルの10人、「警報」レベルの30人を超えた都道府県はまだない。入院患者数は95人。休校や学年・学級閉鎖をした保育所や幼稚園、小中高校は187施設に上った。

 検出されたウイルスは、直近の5週間では2014~15年シーズンに流行したA香港型が最も多かった。A香港型は高齢者が重症化しやすいとの報告もある。厚労省や国立感染症研究所(感染研)は、ワクチンは肺炎などの重症化を防ぐ効果があるとして、接種を呼びかけている。

 感染研によると、昨季の全国の推計患者数は約1613万人。流行のピークは、2月8~14日の週だった。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/

(小川裕介、竹野内崇宏)