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 石油や電気、ガスを使うストーブによる事故が、2011年度からの5年間で975件発生し、火災などによって95人が死亡していたことが、独立行政法人・製品評価技術基盤機構(NITE)の調べでわかった。例年、11月から事故が増加し、誤使用や不注意によるものが目立つという。

 石油ストーブでは、給油タンクのふたの閉め方が不十分だったため、灯油が漏れて火災になった事故が37件あった。今年2月に大分県で住宅が全焼し、1人が死亡した火災では、ふたを斜めに閉めた給油タンクから灯油がこぼれ、ストーブの火に引火していた。

 電気ストーブの事故は最も多い446件。福岡県では昨年12月、外出中にストーブの上に干していた衣類が落下して火災になった。

 カセットボンベを使うガスストーブでは、ボンベの装着ミスで点火時に炎が上がって服に引火するなど、14件の事故が発生した。NITEは「ボンベ式ストーブは電気を使わずに持ち運びできるため、東日本大震災以降に注目が集まっているが、ガス漏れには注意してほしい」と呼びかけている。