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 性感染症の防止などを呼びかけるゆるキャラが東海地方を中心に活躍している。世界エイズデーの12月1日に生まれた「秘忍者 ジミー・ハットリ」。性感染症や児童虐待につながる望まない妊娠を防ごうと、コンドームの使用を呼びかけている。

 英語のスラングでコンドームを「ジミーハット」と呼ぶことから、忍者「ハットリ」とかけてその名が付いた。かくれんぼが趣味という。ピンクのかぶり物は、コンドームをイメージした。

 名古屋市で9月にあった性的少数者(LGBT)への理解を訴える「虹色どまんなかパレード」にも参加し、愛嬌(あいきょう)を振りまいた。若者にはコンドームを手渡し、「かわいい!」と駆け寄ってきた親子とは記念撮影。幼児を連れた母親は、少し戸惑いながらも「大事なことですから……」。

 厚生労働省によると、2015年、新規のエイズウイルス感染者と患者の合計は1434人。1日に約4人がエイズにかかる計算だ。近年、若者にクラミジアや梅毒も広がっている。

 今年のゆるキャラグランプリでは総合ランキングで698位と振るわなかったが、ジミー・ハットリは「キャラクターを通じて性感染症や児童虐待などの社会問題に関心を持ってほしい」と訴えている。

 1日午後6時半からは、名古屋市中区の矢場公園周辺で、医学生らと啓発活動をする。(小若理恵)