ニューヨーク=畑中徹
米国経済の先行きを占う年末商戦が25日、本格的にスタートした。米景気の着実な回復が進む中、株高の追い風も受けているため、売り上げが大きく伸びると期待されている。
米国では毎年、11月第4木曜日の「感謝祭」翌日の金曜日に、大規模な値引きセールが始まる。小売店の多くが黒字になることから「ブラックフライデー(黒字の金曜日)」と呼ばれ、定着している。日本の「初売り」に似ており、初日の金曜日には朝から店の前に長蛇の列ができるのがおなじみの光景だ。25日も全米で多くの店が早朝からセールを始めた。
ただ、ここ数年はセール開始を1日前倒しして、顧客を囲い込もうとする店が急増し、伝統が崩れつつある。ニューヨーク・マンハッタンの大手百貨店「メーシーズ」もセールを前倒しで開始。24日夕方の開店と同時に、多くの客が店内になだれ込み目当ての商品を買い求めた。
全米小売業協会(NRF)は、…
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朝日新聞国際報道部