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 1970~80年代に多くの男性をエキサイトさせた日活ロマンポルノが、日本を代表する5人の監督によって復活した。かつての作品群とは異なり、5本とも女性の視線を意識した作りになっている。自由な製作環境で数々の名作を生んできたロマンポルノ。果たして再起動に成功するか。

 石原裕次郎らのアクション映画で黄金時代を築いた日活。だがテレビの普及で映画界が苦境に追い込まれると、男性の欲情に訴える成人映画路線に転換した。それがロマンポルノだ。71年11月に第1作「団地妻 昼下りの情事」が封切られた。

 10分に1回の濡(ぬ)れ場を設ければ、自由に製作が出来た。神代辰巳や曽根中生、後年は相米慎二や根岸吉太郎ら気鋭監督が登場。男女の機微に分け入り、キネマ旬報ベスト・テンに選ばれるような名作を発表していた。ところが今度はビデオが普及。88年、アダルトビデオ(AV)に役割を譲って17年間の歴史を終えた。

 ロマンポルノが再び脚光を浴びたのは2012年。日活が創立100周年を記念してロマンポルノの名作群を特集上映した。佐藤直樹社長は言う。「若い観客が大勢来てくれ、しかも女性が目立っていました」

 これを機に「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」が始まる。リブートとは再起動の意。今回は行定勲、塩田明彦、白石和彌、園子温、中田秀夫の5監督が参加した。10分に1回の濡れ場は維持し、それぞれ個性豊かな5本が生まれた。

 「今ポルノを撮る必然性はない…

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