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 南相馬市原町区泉の津波被災農地を太陽光発電所や野菜工場、環境教育の場として活用してきた「南相馬ソーラー・アグリパーク」(太陽光農業公園)に28日、新しいセンターハウスが開所した。運営団体の一般社団法人・あすびと福島の半谷栄寿代表理事は「最新の施設になったのを機に、より多くの人に被災地復興を体感しにきてほしい」と呼びかけている。

 2013年3月にオープンした同パークの学習体験施設などを見学に来た人は、県外や海外からも含めて1万5千人を超えた。だが、説明会や懇談・休憩などは約80平方メートルの簡易プレハブハウスと仮設トイレで受け入れるしかなかった。

 今年度、市の交流拠点施設整備事業の補助金約1億円を受け、鉄筋コンクリート平屋建て約330平方メートルのセンターハウスを新築。二つの研修室とカフェ、「階段ラウンジ」や「囲炉裏サロン」などを整備した。太陽光発電の仕組みや県内の復興状況が学べる学習施設としてだけでなく、地域住民と県外からの訪問者の交流拠点としての機能も増した。

 年末年始以外は年中無休だが、見学・視察には予約が必要。問い合わせは同パーク(電話0244・26・5623)へ。(本田雅和)