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 指定暴力団「山口組」傘下の組織を8年前に脱退し、改名が認められた兵庫県内の40代男性は先月下旬、役所で戸籍上の名前を変更した。今月中に、以前断られた信用金庫とは別の金融機関に口座の開設を申し込み、車の免許証の名前も変える予定だ。

 男性は6月下旬、口座を開設しようと地元の信金を訪れた。待たされること数分間。窓口の女性に「こちらにどうぞ」と、口座開設のコーナーとは違うブースに通された。

 応対した男性支店長に「当金庫の規定では契約できません」と告げられた。8年経っても、まだデータベースに登録が残っているのか。「理由を教える義務はあるでしょ」。男性は食い下がったが、「お答えできない」と繰り返された。

 組を脱退したのは、2008年4月。ある事件で逮捕され、不起訴処分後に破門された。長らく資金源としていた建設工事の仲介の仕事が不景気続きで細り、年間1千万円の上納金、月7万円の会費負担が難しくなっていた。

 脱退後に建設会社をつくり、約…

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