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 4年後の東京五輪・パラリンピックをめぐり、バレーボール会場の結論がクリスマスまで先送りされた。答えを出さない東京都の小池百合子知事の思惑はどこにあるのか。膨張が懸念される総予算について、大会組織委員会は「上限2兆円」と示したが、国際オリンピック委員会(IOC)はさらなる削減を求めた。

 「あとしばらくお時間をちょうだいしたい」。東京・台場のホテル。自身の要望で全面公開で行われた4者のトップ級協議で、小池氏はバレー会場の結論を先送りすることを明かした。

 バレーは、都が有明アリーナ(江東区)を新設予定。計画段階の整備費は404億円で、小池氏は「類似会場からしてもずいぶん高い」と発言。費用がより抑えられる既存の「横浜アリーナ」(横浜市)の活用案にこだわった。

 小池氏は11月初旬に都の会場候補を4者協議に提案した際も、目標とした一つに絞らず、複数案を提示していた。2度目の結論先送りに、大会組織委員会の森喜朗会長がかみついた。

 「クリスマスまでに何をやるのか」「僕の知りうる情報では、『横浜は迷惑している』と聞いている」

 小池氏は「(横浜市は)お決め頂いたらぜひやりたい、と聞いている」などと応酬。協議後には笑顔で握手を交わしたが、議論は平行線で終わった。

 なぜ小池氏はバレーを先送りしたのか。

 五輪施設の新設は、都民の税金…

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