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 野島伸司や橋部敦子ら多くの人気脚本家を生んだ「第28回フジテレビヤングシナリオ大賞」が30日発表され、朝日新聞大阪本社管理本部の小島(おじま)聡一郎さん(26)の「ぼくのセンセイ」が大賞を受賞した。賞金500万円。「俺のセンセイ」のタイトルで12月25日深夜1時、フジテレビ(関東ローカル)で放送される予定。応募総数は1602編だった。

 「ぼくのセンセイ」は、過去に大ヒット作を描いたものの今は仕事がない中年の男性漫画家が主人公。若手の女性漫画家のアシスタントを引き受け、ボロボロになりながらも漫画に取り組む姿を描くコメディー。

 小島さんはこの作品が初めての脚本執筆といい、「勢いで書き上げたものが結果につながってうれしい」と喜んだ。テレビドラマ好きで、「こうした方が面白いのに、と思いながら見ていた。自分で書かないと文句を言う資格もないのかな、というのが書き始めたきっかけ」という。現在は人事部門に勤務。「若い頃前線でバリバリ働いていた人が異動になって、物足りなさを感じたり身体を持てあましたりしている様子を見る中で、もがく主人公を思いついた」と話す。

 佳作(賞金各100万円)は田辺晴彦さん(34)の「ズル休み」、川島祐介さん(31)の「赤い糸が切れてくれない」、広瀬絵理さん(39)の「向こうにいく前にしたいこと」の3編。